R-1はつまらない?田津原理音が優勝も「夢も希望もない」理由とは

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4日、ピン芸人日本一を決める「R-1グランプリ2023」が開催され、吉本興業所属の田津原理音が芸歴10年目で21代目王者となりました。

大阪NSC35期生で、同期にはゆりやんレトリィバァさん、濱田祐太郎さんといった歴代のR-1王者が名を連ねるなど、まさに黄金世代の1人となった田津原さん。

優勝直後から、マネジャーの携帯には仕事の依頼が殺到し、スケジュールがバンバン埋まるなど、これから王者ならでは多忙なスケジュールをこなしていくことでしょう。

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つまらないのは、夢も希望もないから?

ただ、こういった賞レースならではと言えるのかも知れませんが、Twitterでは「いつも期待して見るけどつまらないんだよな」「久しぶりにR-1をちゃんと観てるけどつまらない」「悲しいくらいすべてがつまらない」「今のところビックリするくらいつまらないなぁ」など、大会のレベルに対し批判的なコメントも。

お笑いに対する個人の好みの差と言えば、それまでですが今回の「R-1グランプリ2023」関して言えば、過去の20大会と比べ潜在的な注目度が高かったからこそではないでしょうか。

というのも、昨年開催された漫才日本一を決める「M-1グランプリ2022」にて優勝したウエストランド(タイタン所属)が、決勝戦で披露した「あるなしクイズネタ」の中で『M-1」にはあるけど「R-1」にはない』としたクイズから同コンビの井口浩之が「夢がない」とツッコミ。

『夢、希望、大会の価値(がない)』『「M-1」は決勝行くだけで人生変わるけど、「R-1」は何にも変わらない」』などまくし立てながら「R-1」を叩き、結果としてウエストランドが優勝しました。

勿論、審査員の皆さんはその部分だけでは無くネタ全体を評価した上とはいえ、視聴者にとっても「確かに…」と思わせる部分があったことは間違いないでしょう。

夢をつかむ為のオーディション番組なら

当然、過去のR-1優勝者からは、「夢はある」「自分は人生変わった」などの反論も上がりましたが、田津原さん自身も「R-1には夢があると思ってもらえるように頑張っていきたい」と語るなど、ウエストランドのネタを意識している事は間違いない様子。

M-1王者がネタにした事で、ある意味で既成事実化してしまった「R-1=夢がない」の図式。

「R-1グランプリ」がつまらないと感じる人達も、「R-1」をただのお笑い賞レースではなく、夢と希望を手にする為のオーディション番組だと思えば、新たな楽しみ方が見つかるかも。

田津原さん優勝おめでとうございます。

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
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