長寿番組だからこその苦難?
23日、人気バラエティー番組「アメトーーク!」(テレビ朝日)のゴールデン3時間SPが放送されされました。
2003年の4月から放送が開始し、丸20年を迎えようとしているまさに長寿番組と言って差し支えない番組でしょう。
今やメインMCは蛍原徹さんだけにも関わらず、未だにアメトーーク?なんて野暮な事は言いませんが、20年にも亘り放送を続けた同番組。
人気シリーズは数多く年末特番恒例の「運動神経悪い芸人」をはじめ、数々の「芸人くくり」で多くの企画を輩出してきました。
人気企画だからこそコスりすぎ…
そんな中、本日の特番では「運動神経悪い芸人」と並び、特番でも度々登場する「絵心ない芸人」と、数多くの芸能人が苦しんだ?「徹子の部屋芸人」が放送されました。
「絵心ない芸人」と言えば、最近はメジャーリーガーの前田健太投手も出演の常連…、感動的な決着で優勝を遂げたWBCでの侍ジャパンの盛り上がりを考えると、「前田健太が絵心ない芸人に居るのは正しい状況なのか?」とも思ってしまいますが…。
そんな前田選手に関する個人的な感想はさておき、「絵心ない芸人」と「徹子の部屋芸人」共に過去にも放送された人気企画…前者はその名の通り、絵心ない芸人にお題を出して、書いた絵を面白おかしくイジるというもの。
私自身、絵心ない事を自覚している為、「気持ちはわかる…」と絵心ない芸人に感情移入していまいあまり笑えないのだが…。
後者は、タレント黒柳徹子が司会を務める「徹子の部屋」に出演し、色々と苦い思いをした芸人たちが番組出演時のVTRと共に振り返り、その苦い経験を笑いにするという内容。
ChatGPTが指摘するフォーマット
何度も言うようにどちらの企画も、過去に放送されたことのある「人気企画」だが…、情報の更新こそあれど、基本的には笑いの内容は同じ…。
「久しぶりにみたアメトークが全然面白くない」「思ったより面白くない」「なんかつまらないな今日のアメトーク」と、人気企画ならではの期待を上回ることが出来なかった可能性も少なからずあるようだ。
つまらなくなった。要は期待を超えなくなった理由を考えてみようと、流行りのchatGPTに聞いてみた…。
アメトークがつまらない理由として、「内容が予測可能」番組が長年続いている人気番組であり、一定のフォーマットを持っており、内容が予測可能になることがあり、つまらなく感じることがあるとの事…、まさにコスり続けたからこその皮肉な結果か。
他には「ゲストがつまらない」ゲストによって面白さが大きく左右される…これは企画は関係なく芸人の腕次第という本末転倒な話。
他にも「テーマが合わない」「2時間以上だと時間が長くて飽きる」など、どの番組でもそうだな…、と感じる事しか言って貰えなかった。
それでも闇営業問題でテレビから姿を消したアノ人の存在が無くなった事がつまらなくなった理由と言われなかったことには安堵したが…。
結果から言えば時間の短いレギュラー放送で、これまでなかった気になる「芸人のくくり」と好きなゲストが出れば面白いということだろうか…。って当たり前では?
ただ長寿番組となった「アメトーーク!」だからこそ、築き上げたフォーマットの殻を破るのは中々難しいのかも知れませんね。
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