純粋な売上とは言うものの…
10日、「第37回 日本ゴールドディスク大賞」(日本レコード協会)が発表されました。
昨年1年間(2022年1月1日~2022年12月31日)のCD、音楽ビデオ、有料音楽配信などの売上実績に基づき、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門を受賞したのは、アイドルグループのSnow Man。
2年連続(2度目)の受賞となったSnow Manですが、アルバム売上枚数邦楽部門1位「アルバム・オブ・ザ・イヤー」や音楽映像作品売上枚数1位の「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」など7冠に輝くなど華々しい結果になりました。
選考基準が「CD、ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と音楽配信の売上実績、ストリーミング再生実績」という『客観的』な基準だという「日本ゴールドディスク大賞」。
いま日本で最も親しまれているアーティスト・作品を選出するということなのですが…。
Snow Manのメンバーが出演するドラマは知ってるが…
まず2年連続の受賞と聞いて、Snow Manのメンバー達には心からの祝福をお伝えしたい。
ただ申し訳ないことに、「Snow Manが昨年リリースした曲は?」と聞かれて私は答える事が出来ない。
勿論、「筆者の知識不足」と言われればそれまでだが、果たして「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門を受賞したSnow Manの曲と言われてどれだけの人がピンと来るだろうか。
私自身、Snow Manのメンバー目黒蓮さんが昨年、大ヒットしたドラマ「silent」(フジテレビ系)や現在放送中のNHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演している事は知っている。
またメンバー最年少のラウールさんがパリコレでモデルを努めたというのも記憶している。
それでも彼らが所属するグループが、昨年の売上実績に基づき「アルバム・オブ・ザ・イヤー」に輝いたとい言われても、あまりピンと来ないのだ。
勿論、「彼らがアイドルだからファン以外には…」なんて言うつもりはない。
彼らが受賞する前年はジャニーズの先輩にあたる「嵐」が2年連続で受賞しているし、、こちらの受賞に関しては「やっぱり」という感情だったと記憶している。
アイドルグループとしての認知度の差と言えば、それまでかも知れないがSnow Manのデビューは2020年1月…。
そんな彼らが「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門を2年連続で受賞していること自体が異常な事。
「Snow Manがアーティスト・オブ・ザ・イヤーと言われてもピンとこない」のではなく、「Snow Manが異常なスピードでアーティスト・オブ・ザ・イヤーに輝いたせいでピンとこない」の方が正しい認識なのかもしれない。
Snow Manの皆さん受賞おめでとうございます。
コメント