「今日明日でツアー最後なのに、全く気持ちが上がらない……」ツイートの中で、自身の憂鬱な気持ちを表現したのは人気ロックバンド「GLAY」のボーカルTERUさん。
全国ホールツアーのファイナル公演の為、東京に訪れ滞在するホテルの窓を開けると全く空が見えず、向いのビルの外装だったことが理由のようだが。
あくまでも仕事のための宿泊
このTERUさんの心境…理解できないこともない。
ただ、観光を目的とした宿泊ではなく、あくまでも仕事…ライブのための宿泊であることを考えれば、この内容のツイートは少々幼稚すぎる印象だ。
それこそ、デビュー直後…息をつく暇もないほど忙しい仕事の中でプライベートな時間を十分に取ることも出来ない10代20代から発信されれば、まだ同情もできるだろう。
それがデビューから30年近くも経とうとする名実ともに人気ロックバンドのメンバーから「家に帰ろうかな……」といった言葉と共に発信されるとなると、正直ただのワガママにしか聞こえない。
全く上がらない気持ちで臨むライブにファンは…
そして当然ながら「全く気持ちが上がらない」というツイートの後には、ライブが開催…。その為に宿泊してますからね。
彼らのライブを観る為に、時間や費用を割き楽しみに現地に足を運んでいるファンからすれば、「全く気持ちが上がらない」とされた上で臨まれるライブを心の底から楽しむ事ができるのでしょうか。
すべてのファンが、TERUさんのツイートに対し同じ感情を抱く事はないでしょうが、「全く気持ちが上がらない」というツイートを目にして、楽しみにしていた気持ちにモヤが掛かったような人も少なくないのではと思ってしまいます。
コロナ禍でライブなどのイベントの開催自体が見送られてきた時期を経て…、イベント開催が当たり前にできる日常に戻れば、空が見えないだけで全く気持ちが上がらないと言えるのは、何とも贅沢な話。
声出しも解禁された今回のGLAYによるホールツアー…、ライブを楽しみにしているファンの為にも「全く気持ちが上がらない」という声出しは解禁して欲しくなかったですね。
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