ジャニーズ事務所の創業者のジャニー喜多川氏が生前に作・構成・演出を手がけた舞台「ドリームボーイズ」、キャストが一新され9月9日に帝国劇場で初日を迎える同舞台ですが、これまで「エターナル・プロデューサー」として名を刻まれていたジャニー氏のクレジットが消えたと報じられました。
主催する東宝は「被害を申し出ている方がいらっしゃることを鑑み」「当社と株式会社ジャニーズ事務所の総合的な判断で外す決断」としていますが…。
ジャニーの名前が消える可能性
「ジャニーズという名前を存続させるべきなのか」…ジャニーズ事務所の創業者のジャニー喜多川氏の性加害報道に対し、所属タレントとして初めて口を開いた東山紀之さんが口にしたこの言葉。
性加害報道からこれまでの対応・経緯を見る限り、少なくとも同事務所から「ジャニーズ」という名前が消えることはないのではないか。と思うことも多々あるなか…。
「エターナル・プロデューサー」として名を残してきた舞台「ドリームボーイズ」から、ジャニー氏の名前が消えた事は、少なからず報道に対する世間の批判、そしてジャニー氏の性加害報道に対して真摯に受け止めた結果と言えるのではないでしょうか。
ただ、「作品に罪はない」としながらも、クレジットから名前が消えたことに対し、「結局、中途半端では?」とした意見が挙がっているのも事実です。
新作の舞台は出来ない?
2004年に滝沢秀明さん主演で初演し、以来ジャニーズ事務所に所属する数々のタレントが出演してきた舞台「ドリームボーイズ」。
今回のジャニー氏の名前がクレジットから消えた事に対し、ネット上では「新作の舞台は出来ないの」「新しいものを作る努力をしてもいいと思う」「外すくらいなら新作にすれば良いのに」「作品を作ったのが喜多川氏なら作品をもう上演しなければいい」などなど。
「作品に罪はない」のかも知れませんが、クレジットから名前を消すくらいなら、わざわざジャニー氏が演出した舞台をやる必要はないという意見も多いようです。
性加害報道があっても、ジャニー氏の演出した舞台をやり続ける…。それでもジャニーズという権力誇示なのか、それとも新作を作ることが出来ない衰退の証明になっているのか…。
いずれにしても、世間からの風当たりはクレジット一つで変わるものではありませんね。
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