J30周年記念マッチで常勝鹿島のメンタリティは何処へ?鈴木優磨の主審威嚇行為はつまらない

サッカーの試合
そのうちレフェリーがいない時代も来るのかな?
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Jリーグ30周年記念スペシャルマッチで…

時系列的には少し遡った話になりますが、2日に日本サッカー協会(JFA)によるレフェリーブリーフィングが実施され、「あってはならない行為」として取り上げられた為、つまおもラボラトリーでも触れたいと思います。

「あってはならない行為」が起きたのは、Jリーグ30周年記念スペシャルマッチとして国立競技場で開催された鹿島アントラーズ対名古屋グランパスの一戦。

オリジナル10である両チームは30年前…93年の開幕節でも対戦しており、元ブラジル代表で「サッカーの神様」ジーコ率いる鹿島と、元イングランド代表でワールドカップ得点王にも輝いたリネカー擁する名古屋と話題に富んだ一戦になりました。

試合はジーコのハットトリックを含む5発で鹿島の圧勝…、「常勝軍団・鹿島」のJリーグ初戦として相応しい結果となったと言えるでしょう。

話は戻り、30年後行われたスペシャルマッチでの一幕…、前述の「あってはならない行為」としてJFA審判委員会委員長の扇谷健司氏から苦言を呈されたのは、鹿島のFW鈴木優磨選手のゴール後の行動。

伏線はあったものの…

コーナーキックからのヘディングで先制点を挙げた鈴木選手ですが、喜びの表現も束の間、後方にいた同試合を担当した木村博之主審に対し歩み寄り睨みつけるような行為…、チームメイトが間に入り、引き剥がすように鈴木選手を宥める状況となりました。

この行為の伏線となったのは、同じくコーナーキックから鈴木選手がヘディングでネットを揺らし先制点かと思われたシーン…、主審がオンフィールド・レビューを実施し、直前に鈴木選手のファウルがあったと取り消された事。

これに納得出来なかった鈴木選手が今度こそゴールを決めたぞと、威嚇とも取れる行為に至ってしまったというのが実情のようですが…。

今季は2勝1敗で迎えた4節の引き分けから4連敗し、サポーターと一触即発の緊張状態になるなど、なかなか波に乗り切れなかった鹿島。

「常勝軍団・鹿島」として、勝ちにこだわる姿勢は素晴らしいと思いますが、その姿勢を間違えてしまえば、ただの暴力的行為です。

チームのレジェンド「サッカーの神様」ジーコが来場した御前試合だったとは言え、30周年記念スペシャルマッチで、常勝鹿島のメンタリティが間違った方向へと向かってしまったと残念でなりません。

鈴木選手の問題行為があった名古屋戦を2-0で制し、クラブタイ記録の5戦連続の完封勝ちを収めた鹿島ですが、その後の2試合は引き分けと足踏み状態。

前述の通り、連敗を経験するなど不安定さも見せる今季の鹿島だけに、鈴木選手の問題行為が良い流れを止めてしまったとしたら…。

今後の鹿島アントラーズの成績には注目したいところです。

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
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