いよいよ5号車と6号車が全面戦争!なるべくしてなったと思っていたのだが…どうにもヌルい!
それに私が危惧していた萩原聖人は信用ならない案件…当たりましたな。メタ視線がすぎるけど役者さんってそういう面あるよね。イメージついちゃうから続編はやらない…という某女優の気持ちもあながち間違いじゃないか。
今話でかなり現実に戻るカードが出揃った気もしなくもないが、どうでしょうか?

豪華キャスティングなのはひょっとして…
『ペンディングトレイン-8時23分、明日君と』(TBS、以下『ペントレ』)に原作はなく、脚本家・金子ありささんのオリジナルストーリー。
公式サイトには「予測不能のヒューマンエンターテインメント」とある。ネタバレなしに楽しめるということは…考察に熱がこもるというものだ!
視聴率は7.6%→6.8%→5.1%→5.9%、そして前回第5話は5.5%と微減。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
ちょっと間延びしていたところだったので、低視聴率もいたし方なし!
第6話ざっくりあらすじ
主人公サイドの5号車ともう1車両(6号車)が飛ばされていることが分かったのだが、6号車の乗客3人にネイリストの渡部玲奈(古川琴音、以下渡部)と高校体育教師・畑野紗枝(上白石萌歌、以下畑野)が襲われてしまう。
渡部はなんとか逃げ出すことに成功し5号車に戻り、畑野は3人に追われる。畑野もなんとか逃げ切り、以前6号車のリーダー格のIT企業社長・山本俊介(萩原聖人、以下山本)が見つけたという廃船に隠れる。
するとそこに山本が現れ、無線を使い「メーデー、緊急事態…」と助けを呼ぶのだが無線機は既になく、以前説明していたカナダの人に繋がって…うんぬんの話は嘘だった。
それを畑野に見られてしまい、山本はバレたくない一心から畑野を船に監禁してしまう。
一方5号車の元へ畑野や渡部を襲った内の1人が乗り込んでくるも、仕掛けた罠にハマってことなきを得るのだが、5号車の乗客は「また攻めてくるかもしれない…」と疑心暗鬼になり、対抗するべく武器を作り始めた。
その悪い想像が現実のものとなってしまい、6号車の全員が5号車の元へ襲いかかり全面戦争へと発展…するのだが、平和主義(ヘタレと揶揄される)な専門学生・米沢大地(なにわ男子・藤原丈一郎)が力説することで争いは止まったが、畑野や渡部を襲った3人が5号車からカバンを奪い逃走。
監禁状態から自力で抜け出した畑野が戻ってきたことで、全員の前で山本の嘘がバラされ、山本は「この世界で(自分が王様の)王国を作る」という夢をすて、廃船で拾ったとするノートを消防隊員・白浜優斗(赤楚衛二、以下白浜)に託しその場を後にした。
一方現世では、大学院農学部で研究する大学院生・加藤翔大(井之脇海、以下加藤)と同じ学校で高エネルギーを研究する物理学教授・蓮見涼平(間宮祥太朗・以下蓮見)が、電車が消失した原因を究明し解決方法を導き出そうとしていた……。
汚い大人と同じ思考なのが…
はい、ぬる~い!全面戦争にまで至ったのに怪我人数名で終わるなんてある?力で全部奪い取らんかい!
と憤ってはみたものの、我ながらだいぶ荒んでいるな…と思ってしまったので考え直すこととした。平和で何よりだね~。
多分山本…というか萩原を抜きにした6号車の面々と5号車で、なんとか現世に戻るべく力を合わせていくんでしょう。
となると、逆に姿を消した萩原の存在が気になるところ。彼は畑野を脅すのにナイフを持っており、それを明らかにすることなく姿を消したので未だ所持していることと思われる。
またバッグを持って逃げ出した3人組も気になります。それにバッグの中身も…。このバッグを奪いさった理由は、5号車から別れた警備会社社員・田中弥一(杉本哲太、以下田中)に何やら吹き込まれたが故の行動なので、一体何が入っているやら。
正直、田中が「全面戦争じゃ~!やり合えやり合え」と、私と近い思考の持ち主なことを考えるとロクなものが入っていないと想像できる。
が、田中と私にはその良さが分からなくとも、きっと現世にもどるキーアイテムかなんかが入っているんだろな。多分現世で蓮見とともに映ってた石かなんか?
TBSはどこまで見越してるんだ?
次回予告に「ワームホール、繋がった?」「帰れる」と言った会話が流れていたので、そろそろ進展する前兆となるのだろうが…やはり萩原がこのまま消えるとは思えない。
消えた3人と合流するかは分からないが、もう一波乱あるとすれば萩原がもたらすのだろう。
それにしても…このドラマってなんでこんなに豪華キャストなんですか?この後に及んで新キャラが間宮祥太朗ですよ?
これはあれか…TBSの常套手段「続きはParaviで…」案件か?ネトフリでも全話配信されていることから鑑みて「続きはネトフリ」も考えられる…いや映画化まであるか?
とはいえ視聴率が低迷しているので、それが実現したとて期待薄だと思うけどなぁ。どこまで見越しているやら。
あ、今話で主人公たちの三角関係ネタも進展がありましたが…ことさら触れる気にもならないのであえてのスルーで。
各話感想一覧
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『ペンディングトレイン』最終話。逃げる時は仲間内だけ…ってのが興醒めでつまらない。残念な結末だったよ!
『ペントレ』最終話。う〜ん…やっぱり積み残しフラグは置きっぱなしでしたね。道中よけいな横道にそれまくってないで、もうちょっと煮詰めて欲しかった。それにあれだけ大事にしてた友達も結局逃げる時は見捨てるなんて…ガッカリだ! -
『ペンディングトレイン』第9話。空白の3年間はどうするのか謎すぎてつまらない。たぶんそのまま放置なんだろうな…
『ペントレ』第9話。最終話1歩手前でも積み残しているものが多すぎてつまらない。一緒にこなかった乗客の皆は?隕石の謎は?それよりも気がかりなのが…なぜ2026年に戻されたのか?「ワームホール」ってそんなこと起こるだろうか…。 -
『ペンディングトレイン』第6話。全面戦争勃発もヌルくてつまらない。キャスティング豪華すぎやせんか?
『ペントレ』第6話。やはりメタ視点が過ぎるけども…萩原聖人は黒かったね!とはいえ車両同士の全面戦争に発展したのに怪我人数名で終わるとは、なんともヌルさを感じてしまいますね。それにしてもキャスティングが豪華すぎ! -
『ペンディングトレイン』第5話。冗長な恋愛模様がつまらない!ようやく動き出した物語のリズムを狂わせるだけ…
『ペントレ』第5話。もう1車両の乗客とコンタクトし、いよいよ物語は動き始める…と思ったら、主要キャラの三角関係ネタに時間を割かれ思いの外進展しなかった。あの恋愛模様は観ていると冗長にしか感じないのだが…必要なんですかね? -
『ペンディングトレイン』第3話。正義感の押し付けがウザくてつまらない!極限の人間はそんなに綺麗事に丸め込まれないだろ?
『ペントレ』第2話。主役はやっぱり山田裕貴で間違いなかった!そう思えたのは今まで主役然としていた赤楚衛二の正義感の押し付けに辟易したからだ。人は正しい言葉だけでは動けない…山田のような非情な決断も時には必要だろう。 -
『ペンディングトレイン』第2話。やっぱり主役は誰?状態が続いてつまらない。極限に置かれた人間の醜さよ…
『ペントレ』第2話。今回は人間の業や醜さが存分に現れていましたね。まぁ極限状態に突然追いやられたら、自分も正気を保てるかは自信ないが…それでもボーっと座っていうことは避けたいので「サバイバル」知識を得ようと思った。 -
【まだ間に合う】主役は誰?『ペンディングトレイン』第1話。混乱するほど豪華キャストも、ストーリーは謎すぎてつまらない?
『ペンディングトレイン-8時23分、明日君と』原作がない完全オリジナルストーリー。キャスティングが豪華で一見しただけでは主役がわからなかったが…主役は山田裕貴。第1話は状況説明で進展なく「つまらない」が…私としては大好物だ!
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