『風間公親』第7話。白石麻衣の無意味な艶シーンはつまらない!視聴率のためのテコ入れじゃあるまいな?

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眠っている女性
次回以降に意味が出てくるのだろうか?

ほんと…こういう使い方に対して主に怒ってるのは白石ファンくらいなもんで、フェミ界隈は怒らんのか?と不思議に思う白石麻衣の露出シーン。

今話を観た限りでは白石が脱がなくてはいけない必然性が感じられない。考えられるのは、下がりに下がっている視聴率改善のため…と穿った見方をするくらいだ。

そんなことはないと願いたいが…果たして。

目次

まさかそんな意図はないよね?

木村拓哉主演の月9ドラマ『風間公親』は、2020年と21年に新春スペシャルドラマとして放送された『教場』シリーズの前日譚。

木村が演じるのは、キャリアの浅い若手刑事が実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる新人刑事の教育にあたる“刑事指導官”の風間公親。『教場』シリーズで風間は義眼だったが、その理由がこの『風間公親』で明かされることとなる…。

2013年の「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2014年の「このミステリーがすごい!」第2位などと数多くのタイトルを奪取。警察小説の新境地としてシリーズ累計100万部突破のベストセラーとなった長岡弘樹氏の『教場』シリーズが原作。

しかしその期待値とは裏腹に、平均世帯視聴率は12.1%→10.7%→9.8%→9.6%→9.1%→8.3%ともはや歯止めが効かないほどの下落ぶりだったが、今話では8.9%と微量回復。とはいえ初めての右肩上がり。やっぱり白石の……。

第7話ざっくりあらすじ

前回、新人刑事・遠野章宏(北村匠海、以下遠野)が刺され、風間公親(木村拓哉、以下風間)も右目をエグられる事件が発生。遠野は緊急手術で一命を取り留め、風間は義眼となる。(今はまだ眼帯)

今話から新人刑事として鐘羅路子(かねらみちこ)(白石麻衣、以下鐘羅)が風間の元へ。

ある日、舞台俳優の元木伊智朗(前原瑞樹)がアパートで首吊りしたという現場へ臨場。その現場は同じ劇団の女優・筧麻由佳(瀧本美織、以下筧)の部屋だった。

第一発見者として筧の他に、隣人の佐久田肇(大村わたる、以下佐久田)がおり、実況検分と事情聴取から鐘羅は他殺の可能性を見い出すが犯人の特定までには至らず。

その後、劇団を見に行ったり更なる捜査を進め犯人を特定するのだが、その裏には風間の力添えがあった……。

個人的には大歓迎なので…

今回から登場する鐘羅は今までの新人刑事とは違い、風間に対して「教官はご結婚されているんですか?」と聞くほど物おじすることもない。そして勘が鋭く、現場で風間の問いにも淀むことなく答えるなど優秀さが目立つ。

しかし私生活ではヒモ男と同棲するなど危うい面も抱えており、次回以降その男がらみで窮地に陥りそうな気配が漂っている。

そんな鐘羅…というより今回は演じる白石麻衣(以下白石)に問題がある。

今回の白石の演技が棒すぎて…まぁひどい(あくまで個人の見解)。あまり比べるものでもないだろうが、今までの新人刑事を演じた役者や第3話ゲスト・生見愛瑠と比較すると数段落ちは否めない。

もちろん「……なんとなくですけど」と答えを相手に投げるような、自分が薄い役柄に見えただけに棒っぽい演技があっている…と擁護できなくはないが、それでも無理筋な擁護にすぎないだろう。やっぱり役者たるもの棒っぽい中にも光るものを魅せて欲しい。

ネット上でも「瀧本美織の演技すごい!白石麻衣との差が…」「一本調子の白石麻衣の演技。瀧本美織の気迫あふれる演技」と、今回の犯人役・瀧本美織の演技と比較しガッカリと言った声が多く聞こえている。

私もそう思う。が、今回問いたいのはその演技力ではない。

白石がヒモ男とベッドを共にするシーンがあるのだが、まるで事後のように白石は上半身裸でヒモ男の下はパンツ一丁だった。あくまでそう見えるだけだが、これは必要だったのだろうか?

ヒモ男に流されるまま…という人間表現であるのかもしれないが、今のところ必然性を感じないだけに、下落続きの視聴率を改善するべく一肌…なんて思われても致し方ない。

事実ネット上では「うわ~~~~背中が!」「これは聞いてない」「予想してなかっただけに…」などと白石の露出に大騒ぎな様子を見ると、ドラマのアピールに一役買っているのは間違いない。

安易な露出は今回のように特効薬として作用するかもしれないが、フェミ界隈が騒ごうものなら炎上必至ではなかろうか。

というか…いつもは萌え絵などに対し「胸がデカすぎ」「露出が多すぎ」などくだらないイチャモンをつける方々は、この件に対して音沙汰がないように思えるのだが仕事してますか?(あくまで個人の見解)

芸能界って厳しいのね…

しかし、文字通り「一肌脱いで」貢献したであろう白石以上に注目を集めたのが、犯人役・瀧本美織の演技力が素晴らしく、放送当日のTwitter上において「瀧本美織」がトレンド入りしたのは皮肉以外の何ものでもないだろう。

やはり役者たるもの評価されるべきは演技力である。

もちろん監督など製作側の意図があるかもしれないが、今回の露出や棒演技がもし白石の望まない形での演技だったとしたら…あまりにも白石が可哀想だ。

白石も役者として一段ずつ階段を登っている途中。将来は役柄に恵まれることを願っている。が、正直これまでの演技と大差ないなぁ…とも思っているので、適度な距離を見定めつつ見守ることにしよう。

各話感想一覧

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
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