独走状態から一転…
4月の好調から打って変わり、5月は苦しい戦いが続いている横浜DeNAベイスターズ。
4月23日広島戦に勝利し2018年以来5年ぶりにセ・リーグ単独首位に立つと、そこから7連勝で4月を締めくくりました。
5月の初戦2日の広島戦で敗れ、本拠地連勝が止まるもカードは勝ち越し、その後のヤクルト戦では2試合連続で5本のホームランを放つも1勝1敗(雨天中止1試合)と、波に乗り切れずといった状態。
その後、サイヤング投手のトレバー・バウアー選手が来日2度目の登板で6イニング7失点で敗戦投手となると、そこからチームは連敗…。13日の阪神戦に敗戦し、同率で首位に並ばれる結果となりました。
どんなに好調なチームでも勝ち続けることは難しい…勝負事である以上、そして長いシーズンを考えれば当然の事ではありますが…、ネット上では、「一つの転機」に注目する声があるのもまた事実。
「あほちん」投稿から生まれた不協和音?
前述の5月初戦…、1-1で迎えた9回表…、マウンドに立ったのは守護神・山崎康晃投手(以下、ヤスアキ)。
前日に球団公式Twitterが、トレバー・バウアー投手の奪三振パフォーマンスを発信した事に対し、「公式が煽るな。あほちん。ノーリスペクト。もっと違うやり方ある。」とツイートし炎上。※当該ツイートはその後削除されたようですが。

その炎上騒ぎの影響からか広島・坂倉将吾選手に満塁ホームランを浴びるなど、登板でも炎上してしまう始末。
勿論、一部海外報道で誤訳?されてしまったバウアー投手との関係についての誤解を解いたり、球団との話し合い経てを「軽率で間違った意思の伝え方をしてしまいました」と反省する弁を述べ、「問題解決」となったはずですが…。
直近のチームの不振に対し「何かしらの理由」を見つけたい人からは、ヤスアキ投手の「あほちん」ツイートがチームの勢いを削いでしまったと一部で話題になってしまっているようです。
先にも触れましたが、長いシーズン良い時もあれば悪い時もある。
そんなツイート一つでチームに不協和音が走り、好調だったチームが瓦解してしまう…。なんて話が出来すぎていますが、圧倒的な強さを見せた4月と比較してしまうと「理由」がなければ納得出来ないというのも一つの心理なのかもしれません。
私自身ベイスターズファンである以上、5月に入ってからの成績に落胆していることも事実ですが、TBS暗黒時代と揶揄されたあの頃に比べれば天と地の差。
まだまだ長いシーズン…、一時の不調に「あほちん」ツイートを理由付けするのではなく、最後の最後で「横浜優勝」を掲げ、「そんな事あったな」なんて思い出話になるくらいの出来事であって欲しいと心から祈ってしまいます。
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