『風間公親』第5話。視聴中止も視野に入るほどのつまらなさ…坂口憲二登場も時すでに遅し?

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盛り合わせ色の花
白石麻衣と染谷将太…スマン!

トンデモ脚本に驚かされつつ、「それでもキムタクなら…」と某バスケ漫画よろしく期待を込めて視聴を続けていたのだが、もうそろそろ諦めムード漂う第5話だった。

番組開始前からニュースになっていた坂口憲二の俳優復帰。
前回までもチラチラと影は見えていたが、今話でようやくの初顔出しとなったものの…カンフル剤にはならなそうだ。

でも…北村匠海はよかったよ!

目次

来週は観るけど…それ以降は…

木村拓哉主演の月9ドラマ『風間公親』は、2020年と21年に新春スペシャルドラマとして放送された『教場』シリーズの前日譚。

木村が演じるのは、キャリアの浅い若手刑事が実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる新人刑事の教育にあたる“刑事指導官”の風間公親。『教場』シリーズで風間は義眼だったが、その理由がこの『風間公親』で明かされることとなる…。

2013年の「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2014年の「このミステリーがすごい!」第2位などと数多くのタイトルを奪取。警察小説の新境地としてシリーズ累計100万部突破のベストセラーとなった長岡弘樹氏の『教場』シリーズが原作。

しかしその期待値とは裏腹に、平均世帯視聴率は12.1%→10.7%→9.8%→9.6%と堅実な右肩下がり!すでに第5話の視聴率も明らかになっているが…9.1%と回復には至らず。世間の興味もそろそろ限界か…?

第5話ざっくりあらすじ

前回までの隼田聖子(新垣結衣)編は終わり、今回からは遠野章宏(北村匠海、以下遠野)編となる。

ある日、大学教授で地理が専門の梨多真夫(野間口徹、以下梨多)の変死体が発見される。現場は梨多の自宅だった。

現場の刑事の第一印象は「自殺」と考えていたが、遠野は「高いカメラを使っているならストラップで首からかけていたはず」「遺体からカメラが遠く離れて落ちている」という状況から「他殺」の可能性を見出していた。

第一発見者は梨多ゼミの教え子・戸守研策(水沢林太郎、以下戸守)。戸守は卒業論文の件で梨多の元を尋ね、死体を発見したという。

捜査を進めていく内に戸守の矛盾が明らかになったが、もう一歩確信には至らず。しかし風間公親(木村拓哉、以下風間)は「仕留めろ」と遠野に戸守の自供を導き出すよう求めた。

自供した戸守は最後の抵抗として、自宅玄関前で拾ったと言う千枚通しで遠野に襲いかかる。遠野は戸守に背を向けており手に傷をおうが、風間が戸守を制圧したことで事なきを得る。

しかし風間は遠野が犯人に背を向けて「油断」したことを問題にし、遠野へ交番勤務へ戻るよう勧めたのだった。

濱田岳は出てくるの?

もはや脚本の矛盾点を殊更に取り上げるつもりは全くないので、今回のトリックはどうでも良い。

が、次回予告はどうにも気になる。いよいよ風間が義眼になる理由が明らかになるとのことだ。

遠野が警察学校で育てていた花を、前回の『教場』シリーズでは風間が育てていたことから、私的にはなんなら遠野が犯人かとすら思ったのだが、どうやら違ったようである。まぁ遠野がきっかけになっている感じなので、その憂いから引き継いで育てていたのかもしれない。

しかし…そうなると一つの疑問が。『教場』シリーズで風間が義眼になったシーンに触れる場面があったのだが、その時の犯人を白バイ隊員に憧れ警察学校に入った鳥羽暢照(濱田岳、以下鳥羽)が目撃したとされていた。

私はてっきり、その鳥羽の目撃情報を元に犯人へ迫るのかと思っていたのだが…これまでの『風間公親』を観ていたら、風間には犯人の心当たりがあるような口ぶりが数多く現れるじゃあないですか。そうなると鳥羽の立場はどうなるの?

まぁ…『教場』シリーズの脚本を観ると矛盾点に関しては当初から眼中にないような作り方をしているだけに、もはや鳥羽の存在すら忘れているかもしれない。

それに義眼の理由が明らかになることがドラマ『風間公親』の最大のキーポイントだと思っていただけに、早くも来週に義眼の理由が判明してしまったら、残る週は何をするんですかね?

いよいよ『風間公親』を観る理由が乏しくなってくるばかりだ。

坂口憲二は?もう遅いか…

坂口憲二もようやく出てきたけど、もう時すでに遅い感じがしますな。

一応私の予想が大いに裏切られる逆転劇を期待しつつ、次週以降も視聴は続けるつもりだが…あまり期待はしないでおこう。

でもDISH//こと北村匠海の演技は、なかなか目を見張るものがありました。今までのように難癖の一つでもつけようと観ていたが、すんなり最後まで観られちゃいましたもの。

『風間公親』では、あのキムタクがなんだか脇役になりつつありますな。

各話感想一覧

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
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