私の予想は「虎松=殺人鬼」だ!『unknown』第3話で虎松の過去が明らかになるも…その程度ではつまらない!

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ヒョウとトラは違うだろ?と思ったことがミスリードだった

朝田虎松(田中圭、以下虎松)の過去や父親が明らかになり「虎松=復讐犯」という私の予想は外れてしまったのだろうか?

しかし今回明らかになった事実や過去の発言を改めて再構築したところ「虎松父=家族を殺した犯人」よりも恐ろしい推察が成り立ってしまった…。

私の推察があっていることを望むべきか、間違っていることを期待すれば良いのか、正直わからない。

目次

7:3で外れて欲しいが…

毎週火曜21時からテレビ朝日で放送されている『unknown』は、高畑充希と田中圭のダブル主演。

原作はなく完全オリジナルストーリー。おっさん同士の恋模様を描き社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』の製作陣が5年ぶりに再結集。

大切な人が、これまで誰にも言えずひっそり抱えて生きてきた秘密(=unknown)を知った時、それでも変わらず相手を愛し続けることができるのか…。

テレビ朝日『unknown』公式サイトより

公式サイトでは連続殺人犯を当てると抽選でQUOカードが貰えるゲームを開催されているし、Twitterでは「#unknown考察」と考察合戦が盛り上がっている。犯人を考えながら観るとより一層楽しめるかもしれない。

第3話ざっくりあらすじ

前回、意を決して吸血鬼だと告白した闇原こころ(高畑充希、以下こころ)の発言を疑い、こころから反感を買い婚約解消の一歩手間まで行ってしまった虎松。

こころの実家で両親の話を聞き改めて“夫婦”となることを決意。早速2人は、指輪選びや式場の予約、新居探しなど…新生活に向けて動き出したその矢先、こころの両親が「虎松のご両親にご挨拶したい」と告げる。

しかし虎松は拒否。しつこく食い下がるこころに対し「しつこい!」と声を荒げてしまう。その一件からこころは「私は秘密を告白したのに、虎ちゃんは何も話してくれない」と不満を抱いていた。

結婚式で使う写真を選ぶにあたり虎松の昔の写真を見せることになったのだが、虎松の写真には父親と映っているものが1枚もない。こころが寝ているので「俺の父親・一条彪牙(井浦新、以下父)が家族を殺した殺人鬼なんだ」と告白。しかしこころは寝ておらず、しっかり聞いてしまっていた…。

一方町内で起こった殺人事件は、過去に起こった殺人事件と手口が酷似していたため連続殺人事件として捜査することになる。虎松は若手刑事とバディを組み捜査することになるのだが、この若手刑事は…引きこもりで中々姿を見せることはないと言われていた、こころの弟・闇原漣(井上祐貴、以下漣)だった。

「虎松=殺人鬼」説を推す理由

さて、前回の記事で「女の人は唇が赤いので吸血鬼。だとしたら男の人は目が赤いのは…」と考えたのだが…今回こころの弟が出てきてハッと気付かされた点がある。

「こころの父親も目が赤いじゃん!」と…なぜ気がつかないんだ(汗)

そうなると前回「赤い目の虎=赤虎目石」と考え、虎松が復讐犯という推察は成り立たないのではないだろうか…とも思ったのだが、「赤い目の虎」は虎松にしか該当しないはずなので、まだ可能性は残されているのかもしれない。

改めてになってしまうが、赤虎目石は「全てを見通す目」とも言われている。父親に家族を惨殺されたところを見た虎松が第一発見者だから…とも考えられるが、流石にそれでは安直すぎる。

漣が「父親の事件もまだ解決したとは思っていない」と意味深な発言を残しているところから考えると、実は虎松が家族を殺害し父親が罪を被っている…なんてこともアリだろうか?そうなると父親の笑顔もある程度納得がいく。

しかし…父親が「彪(ひょう)」で息子が「虎(とら)」ってのは何か意味があるのだろうか?と思って調べたところ動物のヒョウは漢字で書くと「豹」であり「彪≠豹」だということがわかった。

改めて「彪」とは…

1. まだら、虎の皮のまだら。
2. あや、うつくしい、あきらか。

コトバンク「平凡社『普及版 字通』」より

「まだら」ということは「完全な黒ではない」ということではないだろうか。それも「虎の皮のまだら」ですからね…そのまま読んじゃえば、父親はあくまで「皮」であり真犯人は「虎」説が出てきますな。

それに…田中圭が公式サイト上で「高畑さんももちろんそうですが、僕もそれ以上に秘密を抱えている…」と話していたが、正直「父親が殺人犯」が「吸血鬼」以上の秘密であるとは思えない。

これらを踏まえて、私は「虎松=復讐犯」ではなく「虎松=殺人鬼」説を推したい!

全員怪しく見えちゃう…

そうなると連続殺人も虎松の仕業なのだろうか…とも思うのだが、これは今のところわからない。

血のついたハンカチをクリーニング屋に持っていくか?と考えると、店主の五十嵐まつり(ファーストサマーウイカ)も怪しく見えるし、名前に意味を持たせている製作サイドの真意を深読みすれば本庁捜査一課の警部・南十字初(新納慎也)も怪しい。

こうして考えながら観るドラマは、個人的にはほんと楽しいのだが…第2話の視聴率が初回7.6%を下回る6.1%と芳しくないのが心苦しいところ。(視聴率はビデオリサーチ調べ、リアルタイム、関東地区)

今話で虎松の過去が明らかになったし、そろそろ吸血鬼のトンデモ設定にも慣れてきた頃だろうし…上昇機運は高まるだろうか?

各話感想一覧

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
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