誰に向けたアピールなん(怒)ぱんちゃん璃奈復帰戦勝利も、戦後の言動にイライラしてつまらない!

キックボクシングの練習中
KOは魅力的だけど…ソレよりも大事なものがあるだろ?

まず初めに伝えておきたい。以前も書いたが私はぱんちゃん璃奈を応援している。色々問題を起こした後でも応援する気持ちは変わらない!

だからこそ、今回のぱんちゃんの言動にはイライラを隠せないのだ。

ほんとに…こういうアピールプレイってのは誰に向けたものなのだろうか?ファンか対戦相手か…あるいは詐欺被害にあわれた方か…?もし詐欺の件を引きずっているのなら、まだ表舞台に立つべきではない。

目次

勝利者らしい態度を…

ぱんちゃん璃奈というキックボクサー選手は、格闘団体『KNOCK OUT』を主戦場に13戦13勝と無敗を誇っていた。(2019年2月の川島江理沙戦まで)

しかし度重なる怪我により収入が不安定という理由で、昨年末に那須川天心vs武尊のポスターにサインを偽造した上でフリマアプリに出店し、詐欺の容疑で逮捕されたがのちに不起訴処分。

先日エキシビジョンマッチで土木ネキこと坂本瑠華と対戦し、いよいよ今回『KNOCK OUT』での復帰戦を迎えたのだが…。

格闘技もエンタメとはいえ…

2023年04月22日に後楽園ホールで開催された『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.1』のメインイベントとしてぱんちゃんは出場した。対戦相手は台湾から来たワン・チンロン選手。

結果はぱんちゃんの2-0判定勝ち。復帰戦を“見事”な勝利で飾ったと言えるだろう。が…戦後の彼女の言動は勝者のソレとは思えなかった。

口を開けば反省の弁。自身のSNSには「強い姿見せれずごめんなさい。」と書き込むなど、まるで負けたかかのような言動に、応援していたこちらとしては萎えまくりである。

もちろん台湾から来てくれたワン・チンロン選手へのリスペクト…と言えば聞こえは良いが、あまりに自身を下げることには感心しないタチゆえの錯覚かと思ったが、当該ツイートへの返信に「負けたのか?」「勝ったんだか負けたんだかわかんないTwitterやめた方がいい」などと勘違いや不満の声が書き込まれているところを見て安心した次第(笑)

いや、むしろ勝者は勝者としての態度が求められるとすら思う。そうでないと必死で戦ってきてくれた相手に影を落とす、リスペクトどころか貶める行為ではないだろうか。

確かに本人としてはKO勝利を狙っていたことは容易に想像がつく。とはいえ試合運びをみると、解説者から「ボディ打ちたいですね」と指摘されるようにパンチは顔しか狙ってなく…というよりストレートばかりな印象。アッパーやボディ打ちは試合中あっただろうか?

もちろん格闘技もエンターテイメントである以上KOが花形ではあるが…観てる側もぱんちゃん本人もブランクを感じられた展開であれば、判定勝利は上々の出来であったと胸を張るべきである。

以前那須川天心のボクシングデビュー戦で「ものたりない」「KO狙えないだろ?」と書いたが、今回のソレとは少し違うように思う。というか…ぱんちゃん自身KOを狙えるような選手ではないのは戦績(13戦13勝2KO)が物語っているではないか。

にも関わらず「何を今更…」と思う今回の言動であった。ほんと誰へのアピールなのだろうか…?/

勝者も敗者も持ちつ持たれつ

今回の試合は、ぱんちゃんの試合後における言動をのぞけば、おおむね楽しめる試合であった。

もちろん先述の通り、攻撃の出し方や真っ直ぐ後ろに下がってしまうディフェンスの仕方など、ぱんちゃんの動きにはまだまだ物足りないものがあったのだが…。

ではなぜ楽しめたと思ったのか。それは対戦相手のワン・チンロン選手が素晴らしかった。気迫あふれる攻撃の連打、派手なバックブロー…そして判定負けとなった後のリング四方へ向けて笑顔でお辞儀する姿など、今後も応援したくなる逸材であったと思う。

それは私だけの勝手な妄想ではく、ネットでも「ぜひとも、また呼ぶべき!」「スター性ありすぎ」などと称える声が多く上がっていた点からも、彼女がファンを気持ちをガッツリ掴んだ証だろう。

もちろん彼女自身、この試合を足掛かりに『KNOCK OUT』への出場を果たしたいという思いは強かったと思うが…大会の解説を務めた元K-1プロデューサーの谷川貞治氏も「良い選手で人気出ると思います。掘り出し物ですよ」と称賛をしていたことから、彼女の願いが叶う日もそう遠くないのではないだろうか。

負けたとは言え未来のスター選手になる可能性を秘めたワン・チンロン選手にとっても、ぱんちゃん璃奈の言動は水を差すような不満が残るものではなかっただろうかと、私は憤っている次第である。

勝者の姿勢が敗者を照らす

近年主流?となっている煽り煽られの格闘界も嫌いではないが、試合後にはノーサイドとなる戦いも好きである。

だからこそ判定といえども、勝者は胸を張ってその勝利を誇るべきではないだろうか。その姿が敗者にも光を照らすことに繋がるのでは…と私は思う。まぁ…不完全燃焼をアピールして再戦を狙っているとしたら、したたかだな!と思うけど、ソレは勝者がすべきではないだろう。

いずれにしても、ぱんちゃん璃奈とワン・チンロン選手、それぞれの次戦に期待したい。

あ、ここからは余談ですが…今回の試合中、解説者がぱんちゃんに対して「ムキになっていなくて冷静ですね」「理詰めの攻撃」と言っていたのに他意はないですよね(笑)?

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
キックボクシングの練習中

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