高視聴率?『ブラタモリ』が依然高い人気を誇る謎!年々つまらないと感じる乖離の理由とは…

サングラス
街ブラ番組で一番好きかもしれない

放送40年を超えた超ご長寿番組『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)が2023年4月1日に終了し、冠レギュラー番組が『ミュージックステーション』(前同)と『ブラタモリ』(NHK)のみとなった、お笑いBIG3こと森田一義ことタモリ。

そんな『ブラタモリ』だが、2016年6月4日放送分の「#40 伊勢神宮~人はなぜ伊勢を目指す?~」は歴代最高視聴率18.6%の高視聴率を記録、その後も平均視聴率は10%台をキープするなど好評を博しているが…どうにも私的には消化不良が否めない。その理由を考えてみたい。

目次

NHKらしくない起用方法?

2008年から断続的に放送されている『ブラタモリ』。観ているコチラも番組を観終わった後は、普段歩いている道も「ここ…ひょっとしたら昔は川だったな(ニヤリ)」としてしまうほど、タモリの博識ぶりが遺憾無く発揮されている。

まぁ大体「川だったな」と言っておけば間違いないし、次の日には忘れるくらい脳のbit数が少ない私には「どうせタモリにも台本あって下調べしとるんやろ(疑)」と猜疑心があったのだが、どうやら台本はなく、毎回のテーマも収録の時にわかるらしい。

一部では「終活」も視野に入れ『ブラタモリ』も終了か?なんて報道もあるタモリだが…まだまだ現役ではないか(笑)強いて言えば体力的な問題かもしれないが。

パートナー役のアナウンサーが…

さて…そんな『ブラタモリ』だが、タモリの「終活」という思惑とは裏腹に好評を博し、今後も続行すると一部報道で明らかになった。

その大きな理由として、『ブラタモリ』の立ち上げに関わり、『ブラタモリ』の成功が評価されNHKの新専務理事に抜擢された山名啓雄氏の存在が大きいという。また政財界にもファンが多いそうで、NHKから打ち切りの打診はしないとも言われている。

だがしかし!私的にはここ最近の『ブラタモリ』はつまらないと言える。その理由は「アナウンサー」のキャラクターによるものが大きい。

『ブラタモリ』の大きな特徴として、タモリのパートナーとしてNHKのアナウンサーが登場する。初代の久保田祐佳から首藤奈知子、桑子真帆、近江友里恵、林田理沙、浅野里香…そして現在は野口葵衣となっている。

これはあくまで私の個人的な見方においての話であるが、この『ブラタモリ』という番組の魅力は、タモリの博識かつウィットに富んだ話術を持って、その街の歴史や魅力を深掘りするところにあると思っている。

それは製作陣も同様の考えらしく、担当するアナウンサーに「事前に勉強禁止」という番組製作にあるまじきお触れを出していたそうだ。おかげで視聴者から「あの女性アナウンサーはものを知らなすぎでは?」「タモリに失礼だ」と批判が寄せられたという話もあったらしい(笑)

しかしタモリとゲスト解説者だけで番組を成立させてしまうと、視聴者が置いてけぼりになることは容易に想像がつくだけに、いかに場を和ませ進行の邪魔をせず…視聴者の代表ともいうべき振る舞いを見せることが求められているのだろう。

過去No.1パートナーは?

その効果が一番あったアナウンサーだと、勝手に私が思っているアナウンサーが林田理沙だ。彼女は良い意味で「無知」だった。

タモリとゲスト解説者の崇高な話にはついていけず、頭には?マークがたくさん浮かんだ表情で「へぇ…」と感心するばかり。さらに時々質問や問題がふられても答えられないこともしばしばだった。

だが彼女の場合は「あのアナウンサーはものを知らなすぎでは?」「タモリに失礼だ」と思わせない、本当に素直なキャラクター・表情であったように思う。だからこそ嫌味ったらしくない…良い意味で「無知」だったと思うのだ。

林田以降の浅野や野口は、タモリたちの話にも遅れながらも理解していることが多いように見える。この場合は悪い意味で「地頭」が良いと言えるだろう。

ネット上でも同様の意見は多くみられ、ねとらぼが2021年に「あなたが一番好きな『ブラタモリ』の歴代アシスタントは誰?」というテーマでアンケートを実施しており、このランキングでも林田が堂々の1位となっているところからも、林田のキャラクターが好評を博していたとの証左となる。

『ブラタモリ』という番組においては、アナウンサーと言えども視聴者と同じ目線に立ち、時にはアホな質問をすることで存在感が増すという稀有な番組なのかもしれない。

登竜門的な番組になっている

そんな林田も番組を卒業してからというもの、NHKの中でも花形ニュース番組とも言える『NHKニュース7』の平日キャスターを務め、現在は『ニュースウオッチ9』のキャスターとして飛躍してる。

一部報道では「今年のNHK紅白歌合戦に抜擢か?」とも噂されているが…今後の活躍にも期待したい!

それにしても『ブラタモリ』に登用されたアナウンサーは軒並み出世している。前述の通り、NHKの新専務理事に抜擢された山名氏がいる限り、そのルートは安泰だろう。現在の番組パートナー・野口の未来も明るいだろう。

………一部では「タモリさんの寵愛を受けているのが林田である…」とも言われるが、林田躍進の背景にタモリの後ろ盾があるのだろうか(笑)

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
サングラス

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次