ミキはつまらない…?理由は兄・昴生…それとも弟・亜生?ビートたけし「一つも面白くない」で…

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センターマイク
逆に珍しくなってきた王道しゃべくり漫才
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第7世代で珍しい?正当派のしゃべくり漫才も…

「四千頭身」「霜降り明星」「EXIT」に続き、今回は兄弟コンビ「ミキ」の「つまらない」について記していきたいと思います。

ただ「お笑い第7世代」と言いつつも、先に触れた3組はほとんどが90年代生まれ…、「EXIT」のりんたろー。さんは世代的に上の世代ですが…。そのりんたろー。さんと同じ86年生まれの兄・昴生さんと、弟・亜生さんからなる兄弟漫才コンビ「ミキ」。

「お笑い第7世代」と括るのは、少々違和感も感じますが、「お笑い第7世代」の言葉が世に出てきたタイミングで「売れた」という意味では「第7世代」といって差し支えないのでしょう。

さてそんな「ミキ」の2人ですが、叔父はあの上岡龍太郎さん。お笑いの世界に飛び込むのは、まさに血筋とも言えますが…。上岡龍太郎さん今の若い人たち知らないかな?気になった方は上岡龍太郎さんググってください。

そんな「ミキ」のスタイルは昔ながらのしゃべくり漫才…「四千頭身」のような今どきとも言えるテンション抑えめな笑いや、「霜降り明星」のようなツッコミのクセ…、「EXIT」のような見た目やワードの派手さもなく、スーツ姿でセンターマイクを挟む2人姿は、まさに漫才師と言えるスタイル。

そんな「お笑い第7世代」では珍しい?正当派のしゃべくり漫才を行う2人ですが、世間の評価は中々厳しい言葉も飛び交っているようです。

ビートたけしが酷評したことも影響…?

「うるさい」「叫んでいるだけ」「発言に中身がない」などなど、中々の言われっぷりの「ミキ」ですが、2017年の「M-1グランプリ」決勝で3位、翌年18年は4位を獲得したり、22年には上方漫才大賞で奨励賞を受賞するなど、賞レースでも評価を得ている様子。

それでも、「つまらない」と前述の辛辣な評価を受けるのはなぜなのでしょうか。

ちなみに「ミキ つまらない」でググってみると必ずと言っていいほど書き込まれているのは、ビートたけしさんの酷評について。

これは「THE MANZAI 2022」(フジテレビ系)の中で、たけしさんが「ミキ」に対し「何が面白えんだ、これ」「言ってることが一つも面白くない」などと酷評された事が原因。

実はたけしさんの酷評自体は同放送に乗らなかったのですが…(それほど現場が凍り付いたと考えるとミキが気の毒ですが)、同番組に出演していたお笑いコンビ・おぎやはぎのラジオや、司会を務めていたナインティナインのラジオなどから、「ミキ」がたけしさんから酷評されたということが世間にも認知されてしまったのです。

もう開き直ってやるしかない

お茶の間のお笑い素人達から匿名での「つまらない」とした評価ならともかく…、特番の最中、お笑いビッグ3の目の前で漫才を披露し「一つも面白くない」とした評価を受けた「ミキ」。

世間の「ミキ つまらない」論争に拍車をかけることになったのは間違いないでしょう。

個人的に「ミキ」に対して思う事は、「お笑い第7世代」という言葉が生まれ無ければ、また違った「ミキ」の形になっていたのではないかという点。

前述の通り、「M-1グランプリ」の決勝に進んだ2017・18年以降、「ミキ」は同舞台へ辿り着けていません…。「霜降り明星」のせいやさんの発言が「お笑い第7世代」の発端とされていますが、その発言は2018年12月に「霜降り明星」のラジオ内で。

奇しくも「お笑い第7世代」という言葉が生まれて以降「ミキ」は「M-1グランプリ」の決勝に辿り着くことが出来ていないという状況をみれば、「お笑い第7世代」という言葉が生まれ無ければ…。

そして「お笑い第7世代」のパッケージ売りが無かったとしたら…。たらればの話をしても意味がありませんが、ついついそんな事も思ってしまいます。

ビートたけしに「面白くない」と評された「ミキ」の2人…。ここまでくれば開き直ることしか出来ないでしょう。

「ミキ」の今後がどうなるか…、「つまらない」の烙印を押された2人に対し、そんな視点で観るのも面白いかも知れません。

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
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