見慣れたとは言え、いや言いたくないが…
いまだ一般的とも言える週休二日制の勤務形態で、月曜が週の始まりという人も多いでしょう。
楽しかった週末が終わり、また一週間が始まる。と憂鬱な気持ちにムチを打ち、気合を入れた朝。
「なにか」今週も頑張ろうと思える明るいニュースはないものかと、アンテナを張ってれば、エンゼルスの大谷翔平選手がブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。
3回の第2打席にブルージェイズ先発の菊池雄星投手から今季本拠地初本塁打となる3号ツーランを放ちました。
大谷選手にとって花巻東高校の先輩である菊池投手からのホームラン…、メジャーで活躍する日本人選手を応援する身としては少々複雑ではありますが、それでも大谷選手のホームランは憂鬱な気分を払拭してくれましたね。
まさか6-0からの11-12
エンゼルスは菊池投手を攻め立て、5回途中99球被安打9の6失点で降板させることに成功、5回終了時点で6-0と、抜群の試合運びでこのまま勝利かと誰もが思ったはずですが、「なおエ」の言葉は伊達じゃありませんでした…。
「なおエンゼルスは試合に敗れた模様。」の略語
ウィキペディアより
6回にエンゼルス先発のデトマーズ選手が、満塁弾を浴びて降板…こうなってくるとエンゼルスの中継投手陣はある意味「期待通り」の投球。
そのまま6回は6失点し同点に追いつかれ、続く7回には4失点と為す術なく?6-10とあっさりとスコアは逆転、一気に負け試合の様相に。
それでも、この日は打線が奮起し8回に1点、9回に3点をもぎ取り10-10の同点で延長戦へ。
ここまでくれば、本拠地の後押しを受け…いや大谷選手のホームランを空砲にしないためにも勝利に期待がかかりましたが、延長のタイブレークで迎えた10回表に2点を取られ窮地に。
そして迎えた10回裏、1点を返し尚も2アウト満塁でバッター大谷選手…、とサヨナラの期待が高まる中、セカンドゴロで凡退となり万事休す。
大谷選手のホームランで、気持ちよく一週間を始められるはずが、一転して今季最高?の「なおエ」とは…。
まだまだシーズン序盤…、今後も大谷選手の活躍には期待が増すばかりですし、大谷選手はそんなファンの期待に応えてくれると確信していますが、今のチーム状況では、今回を超える「なおエ」が発生しないとも言い切れません。
大谷選手の活躍に心踊らせても「なおエ」で落胆する…、「チームスポーツである以上は仕方ない」と言われても中々、納得できない気持ちを抱えるファンも多いでしょう。
もちろん、大谷選手自身もチームが勝てないもどかしさは感じているとは思いますが、ファンの楽しみが「大谷選手の個人成績」と「移籍先の話題」だけにならないようにエンゼルスの面々には今まで以上の奮起を期待したいですね。
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