プロ野球がいよいよ開幕…つまらなかった野球中継がWBC優勝の影響で変わる?

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野球場魚眼レンズ写真
エスコンフィールドのお風呂入りてぇ…(この写真はエスコンではありません)
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新球場での初勝利はお預けとなった日ハム…

30日、北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの1戦で2023年のプロ野球が開幕を迎えましたね。

日本ハムにとって、新球場エスコンフィールドで開幕戦…、球団史に残る重要な一戦でしたが、結果は残念ながら1対3で敗戦。

NPBで11年ぶりとなる開幕投手を務めた楽天先発の田中将大投手に、新球場初勝利を献上する結果となってしまいました。

それでも歴史的一戦の勝ち投手が、駒澤大学附属苫小牧高校出身で北海道が第2の故郷であるマー君だったというのは、何か縁が深い感じもしますが…。

さて、そんな今年のプロ野球ですが、注目は何と言っても2023 WORLD BASEBALL CLASSICでの優勝を後押しに野球人気を再燃させられるかどうか。

近年、ゴールデンタイムでの地上波によるプロ野球中継はめっきりと少なくなり、夜は父親が野球中継を観ながら晩酌し、子どもは観たいテレビを観られない…なんて今や昔話状態。

野球、キャッチボールの出来る公園も少なくなり、子どもの将来なりたい職業ではサッカー選手に後塵を拝すなど「野球離れ」についても度々取り沙汰されていました。

そんな中、現れたのがマンガでしかないような二刀流・大谷翔平選手…。子どもだけではなく、大人までもがその活躍に目を輝かせるスーパースターの出現。

ただ、そのスーパースターも海を超えメジャーリーガーとなると、世間の注目いやメディアの注目は大谷翔平選手個人の活躍ばかりへ。

大谷翔平選手が奪三振を連発しようと、特大のホームランを放とうとも「なおエ」(注)と試合内容は補足状態です

(注)なおエンゼルスは試合に敗れました。の意

WBC優勝は野球ブーム再燃の火種に…

野球界にそんなスーパースター大谷翔平選手の存在があっても、近年はコロナウイルス蔓延の影響で、球場での収容率を減らしたり、声だし応援が禁止されたりなど、純粋なプロ野球ファンからしても存分に野球を楽しめないとした状況。

そんな状況では当然野球ブームの再燃とまでは行きませんでしたが、今年のプロ野球は期待が違います。

前述のコロナウイルス関係の規制緩和だけでなく、冒頭で触れた通り2023 WORLD BASEBALL CLASSICでの優勝という、普段は野球に興味がない人…にわかファンを巻き込み日本中が野球に熱狂した年なのです。

大谷選手はじめメジャーリーガーとして活躍した選手を日本プロ野球で観ることは叶いませんが、準決勝メキシコ戦でサヨナラ打を放った令和の三冠王・村上宗隆選手が…、驚異の出塁率5割、ヌートバー選手との1.2番コンビで相手チームにプレッシャーを与え続けた近藤健介選手が…、1次ラウンド韓国戦で負傷しながらも、最後まで抜群の守備でチームを支えた源田壮亮選手が…。

あの侍ジャパンの面々が所属チームに戻って今度は敵として戦うのです。

WBC開催期間中、大谷選手対する報道過多もありましたが、当然ながら現在の日本プロ野球界に大谷選手はいません。

野球ブームの再燃には新たなスターの誕生は必須かもしれませんが、まずはWBCでの日本中の「野球熱」を冷やさない為にも、「日本球界」自体の施策にも注目したいですね。

コアなファンもにわかファンも一緒に楽しめた…。そんな今シーズンになることを期待しましょう。

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
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