WBCとの温度差歴然…?第二次森保ジャパン初陣も収穫なしでつまらない?

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チャレンジカップとはいえ…
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4年後を目指した初陣…

24日、キリンチャレンジカップ2023対ウルグアイ戦で第二次森保ジャパンが始動しました。

昨年、ドイツ・スペインといった強豪を撃破し、GSを突破したことで日本を熱狂の渦に巻き込んだ森保ジャパン。

北中米ワールドカップへ向けた初陣ということで注目を集めた同試合…雨の中、多くのファンが国立競技場へと詰めかけました。

今回、選出されたメンバーに関しては過去の記事でも指摘していますので、ここでは割愛させて頂きますが…。

第二次森保ジャパンの初陣となるウルグアイ戦スターティングメンバーもボランチから前線まではカタールワールドカップそのままといった陣容…、ディフェンスラインとGKが若返りを図ったといった印象でしょうか。

三苫と伊東のドリブラー頼みは変わらず…。

さて試合の方はというと結果は1ー1のドロー。

前半38分ウルグアイの中盤を支えるフェデリコ・バルベルデ選手(レアルマドリード)にのゴールで先制を許すなど、中盤の厚みで差をみせられ苦しい展開に…。

度々、三苫薫選手のドリブルで会場を沸かせるも決定機には至らず…、右サイドバック菅原由勢選手から出たスルーパスも、浅野拓磨選手がドイツ戦のような決定力をみせる事が出来ませんでした。

ただ後半16分に堂安律選手→伊東純也選手、浅野選手→上田綺世選手が交代し、両ワイドに三苫薫と伊東純也という日本が世界に誇るドリブラーを配すると前線が活性化。

ペナルティエリア内で伊東選手と上田選手のワンツーでPKを獲得(オンフィールドレビューによってノーファウル判定)するなど、この試合で始めてペナルティエリアで日本選手の躍動が見られました。

そして後半30分に直前に交代で入ったばかりの西村拓真選手がファーストタッチで同点ゴール…、このシーンも右サイドを切り裂いた伊東選手のクロスにニアで上田選手が潰れ、後ろから飛び込んできた西村選手が仕留めるといったものでした。

唯一出場した国内組がゴール

Jリーグでいえば横浜F・マリノスのファンである私からすれば西村選手のゴールは喜ぶべきもであるし、ゴールシーンも毎試合高い走行距離を叩きだす彼らしく、クロスに飛び込む約束事を代表でも実践している結果。

値千金の同点ゴールは素直に喜びたいですが、この試合はワールドカップ本番でも無ければ出場権の掛かった大一番でもない強化試合です。

ディフェンスラインこそ、カタールワールドカップ選出外の瀬古歩夢戦手、菅原選手がスタメンとして出場するも前述の西村選手は後半29分、橋岡大樹選手、中村敬斗選手はロスタイム含めても10分のアピールタイムも与えられていません。

第一次森保ジャパンをベースにしたチーム作りという事は理解できますが、あまりにも選択肢が少なく、どんなに前向きに考えても若いディフェンスラインを試したという事以外、新しい収穫はなかった言えるのではないかと思ってしまいます。

ウルグアイ戦で唯一出場した国内組の西村選手がゴールしたように、まだまだ4年後に向けた新戦力の発掘は力を入れるべき要素…。力量も把握しているメンバーをわざわざ海外から呼び出し、コンディション不良のまま試合に望ませる必要はあるのか。

少なくともカタールワールドカップに出場し、今日の試合にも出た選手の大半は期待値以上の結果を残せたとは言い難いでしょう。

初陣でどうしても結果が欲しかった…、そんな目先の結果に囚われていたとしたら第二次森保ジャパンの終結は予想より早いかも…。

4年後に向け、出現するかどうかも分からない日本代表を担う「新たなスター候補」を探す。

森保ジャパン特有の固まったメンバーが先発する起用方法では難しいかもしれませんが、それくらい割り切った見方の方が楽しめるかもしれません。

関本貴仁
運営責任者
20代を広告代理店で過ごし、紙・ウェブ媒体で企画、編集を担当。
現在は運営責任者として『つまおもラボラトリー』の全記事に関する責任監修を務める。
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