大谷による大谷のための大谷のWBCが、優勝という最高の結末を持って幕を閉じました。あえて言わせていただこう…「漫画かよ!」と。
お昼すぎにゲームセットとなってからというもの、どのチャンネルでもWBC優勝の話ばかり。昨夜21時には朝に生中継していたテレビ朝日ではなくTBSで再放送をし、朝からのニュース番組でも当然のようにWBC一色である。
もうお腹いっぱいではなかろうか(笑)
なんだか極端なんだよなぁ
テレビ放送だけではない、号外を配ればまるでバーゲンセール会場のように狂乱の取り合いの様相を呈していた。(確かにちょっと欲しいけども…)
試合後の優勝セレモニーであるシャンパンファイトを中継、あっという間に用意していたシャンパンが無くなり「もう少し多めに用意しておけば良いのに…」という問いかけに、解説の方が「もう終わり?ってくらいがちょうどいいんです」と語っていたのが全てだ。
感動はしたが…
確かに感動はした!もう漫画を読んでいるような展開に鳥肌もたったのは事実である。
思い返せば合宿のときには、数々の実績を残しもうベテランの域に達しているメジャーリーガー・ダルビッシュ有が真っ先に合流し、若手と一緒を汗を流し惜しげもなく技術を伝えている姿には、大会にかけるダルビッシュの本気度がうかがえた。
また日系人として初めて選出されたラーズ・ヌートバー選手の存在は、明るいキャラクターとして欠かせない存在になり、大会を象徴する「ペッパーミルパフォーマンス」を生み出しチームを…いや日本全国のファンを一体化することに成功し、大会優勝への一翼を間違いなく担ってただろう。
大会前には活躍が期待されていた、令和初の三冠王にして日本人の最多ホームランを塗り替えた村上宗隆だったが、日本代表の4番という重圧に潰されたか…期待された活躍は鳴りを潜めていた。それが準決勝で復活の兆しを見せ、決勝では同点ホームランを打ち試合を優位に進めることに貢献した。この復活劇は感動を呼ぶにはふさわしいものだった。
そして…大谷の獅子奮迅・八面六臂の活躍は、もはや語るまでもないだろう。だがあえて語らせていただくならば、9回表にストッパーとして登板する大谷の姿を見たスペシャルサポーター・中居正広の「泥だらけのストッパー」という言葉は、私なんぞの目にも熱い物を溜まらせるには十分だったし、ネット上では早くも「今年の流行語大賞待ったなし!」と賑わせている。
改めて「漫画かよ!」とツッコミたくもなるが、漫画ですら超越したような展開の連続には国民を狂乱させるだけの威力はあったのだろう。大谷が喜ぶ映像を「疲れたときに繰り返し観るわ!」「明日生きる活力になる」と保存する方も多いようだ。
だがしかし!明日からの大谷ロスも同時に襲うのを忘れてはいけない…。
今おすすめする動画はこれだ!
大会自体には確かに感動はしたが、こんなWBC一色の報道には辟易し映像も「ちょっともういいっす」とお腹いっぱいの方もいるだろう。この私のように。
また明日からの大谷ロスを心配し、これ以上大会の動画を観られないという方もいるかもしれない。この私のように。
そんな方には私が息詰まったときに観てしまう、もう何も考えずただただ大笑いできる「空前絶後・爆笑必死」の動画を紹介したい!
まぁこの前フリでピンと来た方もいるかもしれないが…そう、サンシャイン池崎のYouTube動画である。
世界進出を目論み、あのハイテンションなネタを同時通訳してもらおうという意欲作。同時通訳をするのはカイル・カードさんで、通訳者として活動するだけではなくNHK大河ドラマ「八重の桜」や岡田准一主演映画「永遠の0」にも出演する俳優さんでもある。
そんなカイルさんがサンシャイン池崎のハイテンションに負けず劣らず…というか、もはや勝っている同時通訳には私のひ弱な腹筋なぞ木っ端微塵であった。
俳優さんだからこそできるのか、カイルさんのポテンシャルが半端ないのか…ぜひ皆様の目で確かめて欲しい!
野球関係ねぇ~は禁句である
こういう大きな大会が終わった後の虚しさは、興奮の大きさに比例して込み上げてくるだろう。私はサッカーW杯やオリンピック、世界水泳などを観るたびに実感してしまうのだ。
そういうときには、こういった何も考えずただただ笑える動画っていうものに救われたのは間違いない。
しかもありがたいことに、この同時通訳ネタの動画はこれを含め3本ある!その3本とも涙を流しながら観た私としては本当にオススメの動画となっているので、困ったときにはぜひ観て欲しい!
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